福岡の大穴を塞ぐのに日本の技術力の凄さをみたし福島が如何にヤバいかわかる
2016年11月8日の早朝に起きた、福岡の市街地の巨大な大穴。
地下鉄工事中に事故があり、そのせいで陥没したらしい。
ベネズエラの方で、昔こんな事故あったな…なんか月刊ムーとかで特集されそうな事件だな、ってぼんやり見ていたんだけれども、これだけの事故なのに、死傷者がゼロっていうのに驚いた。トンネルの工事中の事故が起こったときに、すぐ、市の方に連絡して、道路を封鎖してもらったらしい。
日本の優秀な建築物
そういう、動作の早い災害対策もすごいし、また、だめになったのが道路だけで、両隣の建物が、(入ることはできなくなったけれども)全然無事なのも、ものすごいと思った。ちゃんと杭が地面の固い岩盤まで打ち込まれていたからだ。これが手抜きとか、最近話題にもなった杭が入ってなかったマンションみたいなやつだと、道路側に倒れてしまっていただろう。
まるでヤシオリ作戦
そして、復旧工事に入ったのだけれども、その過程で、何台もポンプ車が来て、コンクリートミキサー車が往復運転をした。
その用に連携をとれるシステムをすぐに構築できることもすごいし、その緻密な計画を実行できる、個々の技術者や運転手の技量もすごい。まるで、シンゴジラのヤシオリ作戦みたい、っていう声をツイッターのあちこちで聞いたけれども、まさにその通りで、日本人が、戦後からの工事や、そのほか、ネットワークを作ってきたり、災害対応の予行練習をしてきたりしたものが、まさに今生きているのだと思った。
必要な公共工事
あと、公共事業などの工事、よく、無駄だからなくせ。というような声も聴くけれども、何かあったときに動ける人間、設備、機械があるかどうかというのは、それに従事している人間がどれだけいるか、仕事がどれだけあるのか、設備を投資する意味があるのか、その分の工事があるのか、ということが大事になるので、公共工事はやっぱり必要なのだ。
そして1週間で工事が完了した
あれだけの大穴、しかし11月15日の朝5時には復旧が完了してしまった。
www.huffingtonpost.jp
ここにその時のgifアニメがあって、その様子がわかる。
一週間で直すには、その分の物量のほかに、それだけの人間を仕切れる仕切り力と、いろいろな情報を統合して何をすべきか瞬時に判断する力と、工程を切る能力が必要で、それを全部持った人間がこの日本にはいるし、それを実行に移せる技術力を持った職人がいるのだ、ということが分かった。シンゴジラ風にいうなら「日本もまだまだ捨てたもんじゃないですね」だ。
なので福島の原発超やばい
そういう日本人の技術者、仕切り能力を持ってる人間の中でも、たぶんトップクラスの人間を投入しているであろう福島の原発が、4年たっているのに、収束どころか、いまだに完全にコントロールできてるかどうか怪しい状態だっていうのマジヤバイ。
少なく見積もっても、1週間で閉じた穴の220倍の時間がかかってどうにもなっていないのだから、最低でも220倍はヤバイし、実際出てくる水の管理さえできずにジャンジャン漏れ出して、その漏れたのを隠したりしてるのだから、相当ヤバイ。
こういうヤバくなるとどうやっても手に負えなくなるものを日本の基本的なエネルギーにしようとか頭おかしいのでは…。あと、福島のそれがなければ、ものすごいマンパワーをほかの工事とか、後で残ったり人の役に立つ公共事業に仕えたのでは?と思うと、本当に腹が立ちますね。ひどい。
特に落ちもなく終わり。
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電通がカジノをカッシーノと言い換えようとしている件
電通からの提言 「 カッシーノ」によりカジノのイメージを変えよう!
「カジノ」という言葉のイメージは、昨今の賭博依存症に関する調査結果や野球賭博、バドミントン選手の裏カジノ出入りなどによって悪化しています。[…]
そこで、合法化を大きな転機として、我々は「カッシーノ」という用語を用いることを提唱いたします。「カジノ」という言葉が醸し出す、これまでの暗い負のイメージから脱皮するだけでも新鮮であると考えられます。と同時に、国が目指す全く新しい事業であることを国民によりわかりやすく、かつ親しみやすい言葉として育てていきたいと考えます。
http://casino-ir-japan.com/?p=13015
ということで、電通、そのセンスは大丈夫なのか、オリンピックでの裏金がばれて頭がおかしくなっちゃったの?って感じなんですけれども、実際に電通のサイトをみてみるともっときついものが。
消費増税延期に対するコメントに見る民進党の戦争の下手さ
消費税が延期になりました、1年前に「絶対に延期はない!」と言っていた安倍首相ですが、その絶対を翻したことになります。(絶対と言ってひっくり返すことが非常に多い気がしますねこの首相)
で、それに対して民進党がコメント。
本日、安倍総理大臣が二度目の消費税の引き上げ延期を表明した。明らかに公約違反であり、安倍総理は本日の会見で辞任を表明すべきであった。
再延期の理由には「世界経済は危機に直面している」「その認識をG7首脳が共有している」そして「アベノミクスは成功している」という、3つのごまかしがある。国政の重要課題についてこのようなごまかしを重ねることは一国の総理として恥ずべきことであり、国際社会の嘲笑を買っている。消費税を引き上げる環境を作りあげられなかった最大の原因がアベノミクスの失敗であることを率直に認め、国民に謝罪しなければならない。
また、総理は2019年10月まで再引き上げを延期するとしたが、これは自らの任期中には再引き上げの判断をしないとの表明であり、同時に国内外に約束してきた財政健全化目標を放棄するものである。来年から予定通り実施するとした子育て支援策拡充などの財源を曖昧にしたことを含めて、まさに安倍総理の無責任極まりない政治姿勢を如実に表している。
賃金や消費の低迷、格差の拡大など国民生活は非常に厳しい。大きな危機に直面しているのは世界経済ではなく、我が国経済であり、国民生活である。この危機を回避するためには経済政策に根本的に転換する必要がある。民進党は成熟社会に相応しい「成長と分配の両立」の経済政策を国民に丁寧に説明し、その実現に全力を挙げていく。これにより安心の国民生活と安定した成長、そして消費税引き上げが可能となる経済状況を作り出していく。
安倍内閣の暴走はここに極まった。失敗したアベノミクスを加速しても更に悪い結果を招くだけであり、経済政策の抜本的な転換が必要である。来る参議院選挙は、そのための政治決戦であり、民進党は何としても勝利を勝ち取る決意である。
https://www.minshin.jp/article/109220
要約すると、
「おまえは、するって言ってた増税をしないことにしたな!嘘吐きめ!」
「延期したってことはアベノミクス失敗したってことだな!認めろ!アベノミクス失敗したって認めろ!」
「国民生活が厳しいので抜本的改革が必要(キリッ」