SMAPの黒歴史『姫ちゃんのリボン』と『親族経営の会社』の限界
SMAPが最初期のまだ駆け出しで売れてないアイドルの頃、姫ちゃんのリボン、というアニメの主題歌を歌っていたことがあった。
OP、EDだけでなく、タイアップとして作中の重要なキャラの支倉先輩を草彅剛が演じていた。
当時はなんでこういうことするんだろう、って思ってたんだけど、飯島さんがそういうふうな地道な仕事をして、SMAPを育てていったのかなあ、って思った。
初期のSMAPは色もの仕事が多く、ほかにも、姫ちゃんのリボンの後番組、赤ずきんチャチャでもメインの三人のうちのひとり、リーヤの声優を香取慎吾がやっている。また、聖闘士星矢の舞台とかは結構有名。
こういう地道な仕事を、ちゃんとやっていったから今のSMAPがあるんだろうな、と思う反面、そういうのを、身勝手な上司の意見で全部パーにされたりするっていうのが地獄だなー、って思う。
こういうのって、他の、一般社会の血族会社でもよくあることで、経営者一族が若いころはまだまともだったとしても、一族が老齢にさしかかったら急にエゴを丸出しにして、自分の意に沿わない人間を(たとえそれで会社がつぶれるとしても)追い出しにかかったりつぶしにかかったりするようになる。知ってる、自分の知ってる会社でもこういうのリアルタイムで進行してる会社2つくらい知ってる。
そういう一族会社で立て直しに成功した例っていうのはほとんどなくて、大塚家具くらいしかない。それも、老齢の親に対して子供が反旗をひるがえす、というやっぱり血族による問題解決という方法しかなく、(役員もほとんど家族同然になっているため、血縁者の以外の選択肢がない)それでさえ、大半の場合は失敗する。
一体どうしたらいいんだろうなあ。難しい。